「部屋をしっかりと片付けたい!」と思っても、なかなかうまくいかないことはありませんか?
失敗しない片付けの方法を知って、確実に効率よく片付けを成功させましょう!
記事の後半では毎日忙しくて、自分で片付けができない方におすすめの掃除代行業者も紹介します。
部屋の片付けはシンプルライフへの第一歩
ここ数年、『ミニマリスト』という言葉が注目されています。そしてこの『ミニマリスト』と一緒によく使われるのが、『シンプルライフ』という言葉です。
シンプルライフの定義は人によりますが、基本的には、『たくさんの物を持たずに簡素な生活を送ること』という意味です。持ち物を少なくして、平穏な生活を送ることを目的としている生き方だと言えるでしょう。
シンプルライフを楽しむための第一歩は、部屋をきれいに片付けることです。部屋をきれいにするだけで、日々の生活習慣や考え方が大きく変わるかもしれません。
片付けは体力があるうちに始めよう
片付けは、意外に重労働です。こまごまとしたものを分別したり、ゴミを外に運んだり、重いものを移動させたりと、常に体を動かすことになります。そのため、部屋を片付けるのは、十分に体力があり、心も体も健康なときに行いましょう。
毎日夜遅くまで働いてクタクタになって家に帰ってきて、そのあとから片付け始めると、疲れていて効率よく片付けられません。
片付けるときは事前にしっかりと心も体もリラックスさせ、体力を充電してから始めましょう。そのほうが、効率的に終わらせることができます。
効率良く片付けるためには順番が重要
いざ「片付けよう」と思っても、何から手をつけていいのかわからないこともあるでしょう。片付けをするときに重要なのは『順番』です。
片付ける順番を間違えると、二度手間になってしまったり、うまく片付かずに逆に散らかってしまったりということになりかねません。
ふだん片付けに慣れていない人は、片付けを始める前に『To Doリスト』を作り、どういう順番で何を片付けていくのか、リストアップしておくといいでしょう。
片付けたい部屋の物をすべて出す
片付けるときのポイントはまず、『どこを片付けるか』をしっかりと決めることです。
例えば『リビング』など広い範囲で決めるのではなく、『本棚』や『ソファー周り』のように、ピンポイントで片付けたい場所を決めましょう。そして、その範囲にある物を全て出してみてください。
『片付ける』と言うと『どこかにしまう』というイメージが強いかもしれませんが、しまうためには、最初に全て物を出さないといけません。
全ての物を出して並べると、何をどれほど持っているのかを把握しやすくなり、片付けがスムーズになります。
いる、いらない、保留に分ける
物を全て出した後は、『いる物』と『いらない物』に分けます。その2つに分けられない場合は、『保留』にします。
片付けが苦手な人がつまずきやすいのが、この『分ける』という作業です。「いつか使うのではないか」「ここで捨ててしまうのはもったいない」と思い、すべて『いる』に整理してしまいがちです。
しかし、捨てなければ物は減りません。悩む物があったら一旦『保留』にしておき、1カ月ほど様子をみましょう。その1カ月の間に1度も「使いたい」と思わなければ、思い切って捨ててしまうことをおすすめします。
いつまでも手元に置いておくと愛着がわいたり、「後で捨てればいいや」と放置してしまったりするので、『いらない物』と決めたらすぐにゴミに出し、手元からなくすことが大切です。
必要な物は取り出しやすい場所に収納
次に、『いる』に分けた物を、取り出しやすい場所に収納しましょう。取り出しやすい場所というのは同時に、しまいやすい場所ということでもあります。
頻繁に使う物をすぐにしまえる場所に納めることによって、今後しまうことが負担にならず、散らかりづらくなるのです。
また、収納するために新しい家具を買ってしまうと再び物が増えるので、棚が壊れていたり物を捨てた結果スペースが余ってしまったりする場合以外は、収納家具は原則増やさないようにしましょう。
増えてしまった服の片付け方
片付けの大きなハードルの1つは、『増えてしまった服をどうするか』です。服の流行りは変わりますし、人の好みも変わるので、服は放っておけばどんどん増えていってしまいます。
『片付けをする』と決めたのであれば、しっかりと服も整理しましょう。
着ていない服は迷わず捨てる
服を片付けるときの大前提は、『着ない服を捨てる』ということです。当然だと思うかもしれませんが、これが意外に難しく、時間がかかります。
「今年の春は来なかったけど来年の春には着るかもしれない」「最近は着ていなかったけど気に入っていた服だから捨てるのはもったいない」と思い、なかなか捨てられないことがあります。
そんなときはまず、色あせていたり、ほつれていたりする古い服を捨てましょう。そして、ここ1年間で一度も袖を通していない服も『捨てる服』に分類してください。
また、サイズが小さかったり大きかったりする服も、「いつか着られる」と思わず、思い切って捨てましょう。
同じような服が多いときは1着だけ残す
整理している途中で、同じような服が何着も見つかることがあります。服は好みが強く影響するので、似たような服が多くなることが多いです。
そんな時は、似たような服を1カ所にかためておいて、そこから1つだけ選び、あとは捨てるようにしましょう。
季節別、シーン別に分けて収納する
思いっきり捨てた後は、手元に残す服を収納します。ここで大事なのは、季節やシーンに分けて、わかりやすく片付けることです。
『季節』とはいっても、『春』や『夏』のようにざっくりと分けるのではなく、『薄手Tシャツ(夏)』や、『コート(秋用)』というように、一目でわかるように区別しておくのがポイントです。詳しく分けることによって、今後の整理もぐっと簡単になります。
また、オフィス用の服や冠婚葬祭用の服などは別に分けておいて、他のものと混ざらないようにしておきましょう。
自分で片付けられないなら掃除代行業者へ
何度挑戦してもしっかりと片付かない人や、時間が取れず片付けに手をつけられないという人もいるかもしれません。そんな時は、掃除代行業者に頼むというのもひとつの手段です。おすすめの業者を紹介します。
ダスキン
まずおすすめするのが、掃除代行業者の大手『ダスキン』です。ダスキンの魅力は、片付けのプロが、収納の方法や整理整頓のコツを教えてくれることです。
プロに頼んで一度きれいになったのにすぐ汚くなってしまっては、もったいないですよね。何度片付けてもすぐに散らかってしまうという人は、プロと一緒に『どうやったら片付いた部屋をキープできるか』を考えながら掃除していくといいでしょう。
また、ダスキンでは、洋服タンスや押し入れなどの1カ所を2人がかりで1時間30分で片付けてくれるサービスも行なっています。物を詰め込んでしまった収納スペースだけ一度整理してほしいという時に、気軽にお願いすることが可能です。
ベアーズ
『ベアーズ』は、累計サービス利用件数が190万件を突破し、日本経済新聞や、テレビ東京の『カンブリア宮殿』などでも紹介されている信頼度の高いサービスです。
ベアーズのポイントは、365日サポートしてくれることや、自社で雇用されたスタッフが来てくれること、損害保険に加入していることを明記していることなどです。徹底的に信頼できるサービスを実践しています。
また、『初回お試しプラン』として、スタッフ1名が3時間かけて掃除してくれる9,000円のプランがあります。「掃除代行業者を呼ぶのは心配だ」という人は一度、お試しプランを試してみてはいかがでしょうか。
Swipp
定期的に掃除代行サービスを利用したいのであれば、おすすめなのが『Swipp』(スウィップ)です。Swippには、家庭環境に合わせた以下のようなプランがあります。
- 単身者向け
- 共働き向け
- 子育て世帯向け
- シニア世帯向け
仕事で忙しい単身のビジネスパーソンのために日常的な掃除、片付けを担当してくれるコースや、共働き夫婦が土日にデートを楽しめるように溜まった皿洗いや洗濯などをこなしてくれるコースなど、ライフプランに合わせた多彩なコースが用意されています。
「プロに掃除してもらいたい」というより、「普段の家事の負担を減らしたい」と思っている人におすすめです。Swippでは毎週コースや週2回以上のコースという定期的なコースもあるので、日々家事に追われている人はぜひ検討してみましょう。
まとめ
いらないものを捨てて部屋をきれいに片付けるだけで、気持ちも明るくなります。片付けのポイントを押さえて、シンプルライフを実践しましょう。自分で片付けられないと思ったら掃除代行業者に頼むのもおすすめです。
負担のない片付けを実行し、快適な暮らしを実現しましょう!